ブランドストーリー|Story

KOKORO は、深い森の静寂の中で生まれました。朝霧がゆっくりとほどけ、木々の間を澄みきった気が満ちていくとき、大地と天がひとつに結ばれるような透明な瞬間があります。そのとき、遠い昔からそこに宿る神々の息吹が、そっと胸の奥へ流れ込む。KOKORO の原点は、まさにその“清められた呼吸”の感覚にありました。

香りとは、単なる嗅覚の刺激でも、心地よさを与えるだけのものでもありません。それは、人が本来持っている“内なる記憶”へ触れるための道であり、静かに祈りを思い出すための導きでもあります。

沈香、伽羅、白檀――百年、千年という時を生き抜いた香木が放つ一筋の煙は、古代の人々が大切にしてきた「祓い」「清め」「鎮魂」の感覚を呼び起こし、心を研ぎ澄ませ、しんとした静謐の世界へと連れていきます。

KOKORO が目指すのは、香りを流行の一部として消費することではありません。香りそのものが持つ“本質の力”と向き合い、自然と人の心が再び結び直されるような体験を届けることです。

A quiet fragrance that guides the heart back to its sacred clarity.

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