香りでつなぐ小さな灯り —— 年末のご挨拶として

2020 年は、誰にとっても予想のつかない一年でした。
浅草の街も静まり返り、お客様にお会いできる日が減り、
“当たり前の毎日” がどれほど尊いものだったか、あらためて感じる一年でした。

そんな年の終わりに、
「いつも支えてくださる方へ、何か小さな灯りを届けたい」
そう思い、心ばかりのものをお送りしました。

それは——
手作りの練香と、短い感謝の手紙。

白檀と沈香を合わせ、
冬の空気に合うように、
静かに寄り添う香りに調えたものです。

封筒を閉じる最後の瞬間まで、
「どうか、この小さな香りが少しでも心の支えになりますように」
そんな気持ちを込めました。

会えない日々が続く中でも、
同じ香りを通して、
そっと心がつながるような気がしています。

どうか皆さまが穏やかに、
新しい年を迎えられますように。
静かな祈りとともに——。
[2025/12/05 21:25:52] 老婆: 2020年12月26日

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